お伊勢参りに伊勢うどん

伊勢うどん
日本人の心のふるさと伊勢神宮

古くから「せめて一生に一度でも…」と人々を惹きつけてやまない日本人の心のふるさとも言われる伊勢神宮。
最近では海外の方々からも人気のパワースポットのようで、外国人の方々も多く見受けられるようになった。
伊勢神宮について詳しく知りたい方はこちらを。
お伊勢参りの疲れを癒す心配り

伊勢神宮の周りには参拝客をもてなしたくさんのお店が連なる。
日本人が伊勢神宮と聞いて思い浮かべる食べ物の一つに「赤福」という和菓子がある。赤福と共にお伊勢参りに来たなら是非立ち寄って体験して欲しいのが「伊勢うどん」である。

日本全国津々浦々、地域に根差した様々なうどんがあるがこちらのうどんはコシがなく柔らかいのが特徴。
神宮へ長旅をしてきて疲労がたまっている参拝客に消化の良いものを提供したいという心配りであったとも言われている。
赤福のほど良い甘さや、柔らかいうどんに伊勢の人たちの心配りに参拝客は心を癒されるのであろう。
ここでしか食べられない味

伊勢うどんは他の地域のうどんとは特徴が異なる。
最初に見てビックリするのはその汁の色である。見た目は真っ黒。さぞかししょっぱい味なのであろうと恐る恐る口に面を運ぶと不思議なことに色からは想像が出来ないほどさっぱりした出汁のきいた汁である。
江戸時代以前よりこの地で食べられていた伊勢うどんであるが、当時は味噌の上澄みである「味噌たまり」をうどんにつけて食べていた。最近では溜り醤油に鰹節や炒り子などの出汁を加えた汁をつけて食べるようになった。溜りの甘みと出汁の旨味が絶妙なバランスである。
もう一つの特徴は汁の少なさ。スープを頂くという感覚ではなくモチモチした太い麺に汁を絡めて頂くというスタイルである。シンプルに青ネギがトッピングされたものが一般的であるが、お店によって卵やとろろなどオリジナリティあふれるトッピングメニューも用意されている。汁の出汁の調合もお店によって違いがあるので、お腹に余裕のある方は数件はしごをしてみるのも良いかも知れない。
写真は、外宮から駅に向かう途中にある「いそべや」さんの冷やしぶっかけと天ぷらの盛り合わせ。
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WASHOKU CLIPさんの投稿 2017年10月13日(金)
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