岩手 ~秀衡塗~

漆伝説
黄金の国「平泉」の秀衡塗

岩手県一関市。
平安時代末期に、約数百年にわたり奥州藤原氏により築かれた平泉文化。文化を支えた背景は、沃土、駿馬、産鉄、産金であったが、特に東北地方は当時、日本における唯一の産金国であり、その黄金によって絶対的な経済力を誇るに至った。
マルコポーロの「東方見聞録」の「黄金の国ジパング」は、この「黄金色文化」の平泉を指したのではないかと言われている。

また、藤原時代が「漆器時代」と言われるがごとく、ここ平泉においても漆芸の極致が展開され、平泉の栄華の絶頂を極めた三代目秀衡の名を取り「秀衡塗」として現代へと受け継がれている。
クラシカルモダン

伝統美あふれる重厚な漆器も工夫次第の感性で今様の世界。
漆器の良さは軽く堅牢で耐水性・断熱性に富み、木の持つ温かさ、柔らかさが安心感を与える。身の回りの什器に陶磁器が増えながらも、味噌汁やお吸い物に漆器が使用される所以である。
漆器と言えばハレの日の食膳のイメージが定着しているが、現代生活によりマッチしているといえる。なぜなら、水洗いしても変化はなく、使い込むほどに独特な風格と味が出るからである。しかも塗り直して使える。
工房では、見学や漆塗り体験なども事前に相談を承っている。
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WASHOKU CLIPさんの投稿 2017年3月9日
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